月島という存在

今日は実に慌ただしい1日でした。開店ぎりぎりに店に到着し、あわてて開店作業をしていると、後藤照明の専務さんが自ら納品を配達してきてくれました(ありがとうございます)。News news! にも書きましたが、スゴく待ちわびた照明で、実際組み立て店に陳列すると、やはりGOOD!!! (このペンダントで6千円台は安いです、はっきりいいますが。)その後、発注作業と昨日お客様より受けた照明の見積りを作成し、(これも後藤照明のです。)2、3不明な点があったので後藤照明さんに問い合わせようとしたところへ、今度は以前に来ていただいた学生の方が大挙6名でご来店。実はこの人たち、なんでも月島界隈における、空き家や空き店舗の有効活用、活性化を中心にした振興策をテーマに研究しているということで、前回の時は、「どうして、なぜ、surouを作ったか。今後の月島について。」などを質問され、少し偉そうに(中小企業診断士っぽく)自分の考えを答えたのです。そして今回もまたいくつか質問をしてくれました。町会と言う組織を活用して、「空き店舗、空き家」と「月島で店を開きたいと思っている若者」を結びつけられないかと言う内容でした。実は以前に診断士といて神楽坂商店街を診断した時(診断士のマスターコースの過程で、30名以上のグループによります。)自分の方策の中で同じようなことを提案していたので、そのことをアドバイス(そんなに偉くないですけど)しました。
月島に店を出した当初は「なんで、こんなところに出店したの?」「下町だからあんまりおしゃれな店は難しいよ」などご近所の方の率直な感想をいただきました。開店してまだ2ヶ月あまり、実際確かに売り上げは楽ではないですが、今回のような若い人たちの考えを聞くと少しホットしました。月島に限らず、神楽坂など、少し古い街ってものすごく魅力的な空間に見える人たちがいるんですよね。自分の基本的な街に対する考え方、surou出店の根底にある、大資本による大規模な商業施設や、金太郎飴的チェーンストアによってこぎれいにされた街にはない、人のぬくもりや、生活感、街の歴史が感じられる下町こそが、今は希少性、独自性を持ち、チャレンジ精神と創造力を持つ若者たちの開拓地だと言えるし、そうあってほしい」というコンセプトを支えにこれからもがんばろうと思い直した1日でもありました。

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