器:木の器が新鮮

 surouでは器として天然木、磁器、錫、ガラス素材を扱っています。その中で、天然木の器は「川鍋幸弘」さんという若い木工職人さんがつくる器です。本来は家具職人である川鍋さんが、家具の製作過程ででる端材の活用にとはじめたものです。(川鍋さんは、10/1~10まで東京の東部:日本橋・神田・浅草橋など行なわれているCETというイベントに参加しています。)
木の器2木の器1
 
 
 
 器というと、一般的には陶磁器を選んでしまいがちではないでしょうか。使い勝手や、メンテナンスを考えれば、やはり陶磁器かなとは思います。しかし、surouではあえて「木の器」、それも漆器ではなく、無垢材の器をおすすめします。理由は5つあります。
?なんといっても「無垢材の器」が新鮮に見えることです。漆の器まではよく街のお店で見かけますが、無垢材の器に出会うことはあんまりないですよね。
?無垢材の質感・色味がとてもやさしく、あたたかく、手に馴染むこと。surouのモットーはささやかな幸せを提供することです。無垢材の器を手にすると、その肌触りに少しだけ幸せな感じになります。(きっと)
?長く使えば使うほど「いい味」が出てきます。均質なものはすぐ飽きてしまいますが、無垢材の器は使い手、その人の時間を吸収することで多様に変化します。
?そしてsurouで扱う木の器は、職人さんが家具を製作する際の端材を使用しているため、ひとつひとつ手作りで、形や色味が異なります。世界にひとつの器です。(同じデザイン、素材でも木目の出方で価格が異なるほどです。)
?surouで扱う木の器は、無垢材にクルミオイルで仕上げてあり、食用なので当然口に入れてよいもので安全性が高いと言えます。
グイのみ
そんな木の器ですが、デメリットもあります。
?無垢材なので、食洗器や電子レンジでの使用はできません。
?長時間、水に浸し続けると変色、変形の原因になります。
?同様に色素の強いタレを長時間入れておくことも変色、変形の原因になります。
ですが、以上の点を注意すれば、普通の陶磁器と同様に使うことができます。サラダドレッシングをかけることも、オリーブオイルをたっぷり使ったパスタにもこの木の器は活躍してくれます。
最後に簡単なお手入れ方法を書いておきます。
?器の洗浄には中性洗剤をお使いください。ぬるま湯で洗い流した後は水気を良くふき取り保管してください。
?つやがなくなり、表面がかさかさしてきた場合はオイル(くるみオイルやオリーブオイルなど)をたっぷり塗りこんで、乾拭きし、1日程度置いてから湯水で洗い流してください。(木の器:価格は¥1,200から)
※くるみオイルは自然食品のお店で入手できます。(surouのある東京中央区では「プランタン銀座」の地下1階で販売しています。)
くるみ

おすすめ記事

  1. surouのあいうえお手ぬぐい

関連記事

  1. TEORI 竹集成材の一輪挿し
  2. 剣持勇のカトラリー sasa
  3. 苔玉で暑中お見舞い
  4. TEORI NUTS 竹のボウル
  5. 新木場木工 木の器 新商品
  6. 手拭いの使い方 いろいろ
  7. ジャパニーズタイル「ゆかし」
  8. スガハラガラス グラス

最近の記事

2005年10月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
PAGE TOP